宮崎大学医学部附属病院 地域総合医育成センター

センターのコンセプト

地域総合医育成センターの役割

地域総合医育成センターは、宮崎県の中山間地域の医師不足と診療科偏在、地域医療に携わる人材の質の向上という2大命題を解決するために設立されました。


宮崎県の医療の現状として、宮崎東諸県に県内の約半数の医師が従事、都市部では人口10万人当たりの医師数で全国平均を上回ってはいますが、かたや中山間地域では、医師不足と診療科の偏在が顕著になり、深刻な社会問題になっています。

内科系 外科系 小児科系 産婦人科系 その他 医療統計
延岡西臼杵郡 113 61 12 14 65 265
日向入郷 50 35 4 5 44 138
宮崎東諸県 519 311 69 69 423 1,391
西都児湯 59 38 14 3 21 135
日南串間 61 36 9 7 38 151
都城北諸県 130 94 18 17 105 364
西諸 44 37 4 7 31 123
976 612 130 122 727 2,567
平成24年12月末現在「医師・歯科医師・薬剤師調査」(厚生労働省)

3つのコンセプト

3つのコンセプト:人材の育成、人と人との絆、未来への挑戦

センターを立ち上げるにあたり、3つのコンセプトをまとめました。

リーダーの育成
地域医療を担うスキルとマインドの教育を推進する
人と人との絆
地元密着型の医療を実践し、地域へ貢献する
未来への挑戦
医師としてのキャリアを展望し、自ら設計する

地域医療にイノベーションを!

一定の専門分野にとらわれず幅広い診療のできる医師の育成と、福祉や行政と連携して地域包括ケアのリーダーとなる人材教育を目的としています。自立した診療活動に十分な経験を積ませ、医師として生きていくために必要なスキルとマインドを醸成します。将来はこのセンターから巣立った医師たちが、宮崎県内はもとより、医師不足のへき地や離島での医療活動に従事することを願っています。


また、世界に目を向ければ、発展途上国や戦地の医療にも貢献し、地域のリーダーとして活躍し、教育と支援の輪を広げていくことも未来への使命だと考えています。